蓬莱桜【防府市】向島小学校の寒桜・早咲きの桜で一足早い春を感じませんか!!

こんにちは、防府市の主婦なんたんです＾＾
少しずつ暖かくなってくると、花の季節が近づいているのを感じますね。
梅、椿、そして桜。花を愛でると気持ちもほっこり。

蓬莱桜は地元の人たちが大切にしている貴重な桜、防府市の宝物なんですよ＾＾
今回は早春の花の中でも、防府市向島にある寒桜「蓬莱桜（ほうらいざくら）」について、駐車場やアクセスもご紹介します。

向島小学校の蓬莱桜とは？

向島小学校の校舎前にどっしりとたたずむ大きな桜の木。
3月上旬から中旬ごろの花の見ごろには、毎年地元の人々をはじめ市の内外からたくさんの人が美しいピンクの花を愛でに訪れます。

この桜は「防府市向島の寒桜」として、2011年（平成23年）に県の天然記念物に指定されました。
2018年（平成30年）10月、向島の寒桜は山口県内では初めて桜の新品種に認定。
「蓬莱桜（ほうらいざくら）」と名づけられました。

蓬莱桜は高さ約9ｍ、幹周2.8ｍ、枝張りは最大約18ｍの巨木。
山口県内でも10位以内に入る幹回りの大きさです。

校舎前に立派に枝を張り、濃いピンク色の花をたくさんつけている様子は、まるで一本の桜の木とは思えないような素晴らしさ。
木の周りをぐるっと一周すると、その大きさと美しさに心うたれます。

この寒桜はおよそ100年前、当時の向島尋常小学校の卒業生が植樹したものと言われています。
ちょうど花の終わりの頃に、毎年卒業生を見送っている蓬莱桜。
ずっと長い間、校舎の前で子どもたちを見守ってきたんですね。

蓬莱桜でびっくりするのは、地元の方や小学校のご厚意で、授業が行われている平日でも桜を見ることができることです。
たくさんの人に向島の宝である蓬莱桜の美しさを見てほしい、という思いが伝わってきますね。

鑑賞の際に気をつけること

桜のある場所が小学校ということもあり、マナーを守られない方がいらっしゃると、今後たくさんの方への公開が難しくなってしまうことも考えられます。
これからも美しい蓬莱桜を見ることができるよう、鑑賞される際はぜひご配慮ください。

向島小学校の施設情報

※向島小学校への蓬莱桜についての問い合わせはご遠慮ください。

また、桜まつりなどのイベントは行われていません。

駐車場

校庭に駐車場が設けられています（無料）。
また、周辺に臨時駐車場も設置されます。

見ごろ時期には蓬莱桜の看板や旗が目印になります。
小学校正門までの道はすれ違えないほど狭いです。一方通行になっており土日は地元の方の誘導もありますので、案内に従ってください。

アクセス

車の場合
防府東インターチェンジから車で20分
防府西インターチェンジから車で20分
県道58号線の「向島入口」交差点（スーパーセンタートライアル、ポプラが目印）を県道185号線の方に曲がると、向島に到着します。

公共交通機関の場合
JR防府駅みなとぐち（南口）から防長バス小田行きでおよそ15分。支所前バス停を下車。
バスの場合、便数が大変少なく一日5便程度です。
駅から来られる場合、タクシーのご利用をおすすめします。

まとめ

今回は防府市が誇る向島小学校の蓬莱桜をご紹介しました。
しっかりと枝を張り、かわいいピンクの花をたっぷりとたたえた大きな桜の木。毎年見に行っては癒されています。
少しでも多くの方にその素晴らしさを知っていただきたいです。